ガンバ大阪の来季新監督にドイツ人のイェンス・ヴィッシング氏(37)が就任することが、12日までに決定的になった。すでに来…

ガンバ大阪の来季新監督にドイツ人のイェンス・ヴィッシング氏(37)が就任することが、12日までに決定的になった。すでに来日しており、近く発表されるとみられる。

88年1月生まれのヴィッシング氏は、ボルシアMG(ドイツ)などでプレーしたが、けがの影響もあって14年に引退。その後は下部クラブで監督をしながら起業家としても活動。19年にボルシアMGのセカンドチームでアシスタントコーチに就任してからはPSV(オランダ)、ベンフィカ(ポルトガル)、ザルツブルク(オーストリア)でコーチを務め、キャリアを積んできた。

トップクラブでの監督経験はないものの、PSVとベンフィカでは、10月にJリーグのグローバルフットボールアドバイザーに就任した名将ロジャー・シュミット氏の下で仕事をした経験を持つ。21-22年にはPSVでMF堂安律、今季はザルツブルク(オーストリア)でFW北野颯太、MF河村拓夢と同じクラブに所属した。

スタッフにはヴィッシング氏の他に、フィジカルコーチとコーチが加わる予定。高木和道コーチは今季限りでチームを離れる。

ダニエル・ポヤトス監督が今季限りで退任したG大阪は、若き新監督とともに悲願の10冠目を目指すことになる。