ドジャース山本由伸投手(27)が3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参戦することが11日(日本…
ドジャース山本由伸投手(27)が3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に参戦することが11日(日本時間12日)、明らかになった。日米の球界関係者の話を総合すると、現状でド軍からは既にWBC参戦を表明している大谷翔平投手(31)と山本が日本代表の登録メンバーに入っているという。
山本は今季、チームで唯一、先発ローテーションを守り続け、今季、30試合で12勝8敗、防御率リーグ2位の2・49、201奪三振の成績を残した。ポストシーズンでは6試合で5勝1敗、防御率1・45と圧倒し、ワールドシリーズでは3勝を挙げて球団史上初の連覇に大きく貢献。同シリーズMVPに選ばれた。
米フロリダ州オーランドで開催されていたMLBウインターミーティングでは8日(同9日)、ロバーツ監督が「制限などについては話し合わなくてはいけない。長いシーズンを戦ってきて、特にヤマモトは26年シーズンを見据えないといけない。まだ明確には決まっていない」と慎重な姿勢だったが、出場の方向で固まったようだ。
山本は前回大会の23年WBCで侍ジャパンの世界一奪回に貢献。1次ラウンドのオーストリア戦と準決勝のメキシコ戦で登板し、2試合で1勝0敗、防御率2・45の結果を残した。