オリックス曽谷龍平投手(25)が12日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1700万円増の年俸5500万円でサイ…
オリックス曽谷龍平投手(25)が12日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1700万円増の年俸5500万円でサインした。
「前半戦は僕の思うようにではないですけど、しっかり出せるものを出せたのかなと思うので、そこを1年間通してしっかり投げていきたい」
大卒3年目の今季、前半戦にキャリアハイの8勝をマーク。後半戦は未勝利に終わったが、21試合の登板で8勝8敗、防御率4・01。「もっともっと体力的にも技術的にもまだまだな部分もある。長いイニングを目指して規定(投球回)を投げられるような準備をしていきたい」。来季は自身初の規定投球回到達を目指す。
11月の侍ジャパン強化試合韓国戦(京セラドーム大阪)では先発で3回完全投球。来年3月のWBCメンバー入りへアピールに成功した。「まずはシーズン通して投げる準備をこのオフしたい。そこで名前が挙がればうれしい」と意欲を示した。
オフの自主トレは九里と行う予定。タフネス右腕から多くを吸収する。「1年間ローテーションから外れることなく、自分のピッチングができるような準備を。オリックスにはいいピッチャーがいっぱいいるのでそこに負けないように、結果を求めて頑張っていきたい」と力を込めた。(金額は推定)