オリックス山中稜真捕手(24)が12日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、200万円増の年俸1000万円でサイン…

オリックス山中稜真捕手(24)が12日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、200万円増の年俸1000万円でサインした。

「開幕1軍から始まって、台湾ウインターリーグまで本当に長い時間、実戦を経験できて、充実した1年だったなと思います」

充実のルーキーイヤーを振り返った。三菱重工Eastからドラフト4位で入団。開幕1軍をつかみ、主に外野や一塁で19試合に出場した。4月17日の西武戦(京セラドーム大阪)ではプロ1号が、球団史上初となる新人の初回先頭打者アーチ。5月以降は2軍が主戦場となったが、ウエスタン・リーグ58試合に出場し、打率2割5分5厘、2本塁打、31打点と結果を残した。

11月から約1カ月、台湾ウインターリーグにも参戦。打率3割4分をマークし、「もともと三振が多いと思っていた。ファウルで粘ってというのができたことは1つ成長できたのかなと思います」と手応えもつかんだ。2年目の来季へ「年齢も年齢なのでやらないといけない。本当に勝負の1年になると思う。ただ1軍にいるのではなく、しっかりと試合に出て、チームの勝利に貢献したい」と力を込めた。(金額は推定)