フィギュアスケート女子で1998年長野五輪銀メダルを獲得し、世界選手権で5度優勝したミシェル・クワンさん(米国)が12…

 フィギュアスケート女子で1998年長野五輪銀メダルを獲得し、世界選手権で5度優勝したミシェル・クワンさん(米国)が12日、自身のインスタグラムを更新し、第2子の女児を出産したことを報告した。

 「クリスマスが早くも訪れました 私たちの娘、デラ・ローズ・クワンが誕生したことを、この上なくうれしい気持ちで共有します!」と赤ちゃんを抱いた写真をアップ。「娘が病院へ妹に会いに歩く姿を見て、涙がこぼれました」とつづった。

 現在45歳のクワンさん。22年に41歳で第1子女児の出産を報告している。「再びこの瞬間を迎えるまでの道のりはまさにジェットコースターのようなものでした」と振り返り、「人生を共にできる幸運なパートナー、この場に立たせてくれた家族、そしてこの奇跡をかなえてくれた素晴らしい医師とサポートチームに、心から感謝しています。10年以上も願い続けてきたのに、この瞬間が現実だとはまだ信じきれません」と感激をコメント。

 五輪を目指して厳しいトレーニングを続けてきたクワンさんだが「もう一つの命を宿すことは、それ以上に畏敬の念を抱かせるものでした。自分がコントロールできることがいかに少ないかについて、いら立ちを感じる瞬間もありました」と率直な思いも吐露した。

 「すべての母親、これから母親になる方々、不妊に直面している女性や家族、そして家族を築くことを願っているすべての方々へ。皆さんが経験していることを私は理解しています。この旅路を歩む中で、あらゆる面で愛され、支えられていると感じていただければ幸いです」と願った。

 この投稿には米国代表のジェイソン・ブラウンが「おめでとうございます!!」とコメントしたほか、長洲未来、安藤美姫さんら多くのスケーターが祝福している。