阪神の1軍投手コーチとして2年ぶりのV奪回に大きく貢献し、退団した金村暁氏が、韓国プロ野球・ロッテジャイアンツの投手統…
阪神の1軍投手コーチとして2年ぶりのV奪回に大きく貢献し、退団した金村暁氏が、韓国プロ野球・ロッテジャイアンツの投手統括コーディネーターに就任することが12日、明らかになった。球団が発表した。
金村氏は藤川監督の就任に合わせて阪神の指導者に復帰し、ブルペンを担当。リーグ屈指のリリーフ陣を形成し、2年ぶりとなるリーグ制覇の原動力となった。
球団公式インスタグラムでインタビューを受けた金村氏は「非常に身体能力が高くて、体が強くてというイメージがある。細かい技術というところが、どっちかといったら力任せになっている。、僕が日本でやってきた経験を選手達に伝えてあげて。ポテンシャルは高いと思うので、その潜在能力を引き出してあげたい」と語り、「球が速いだけでもダメだし、そこにひとつ変化球の精度が高くなったりとか、そういうところが1軍で活躍するには必要。全体的な投手陣のレベルアップをしていけたらと思います」と力を込めた。
金村氏は今オフに阪神を退団し、韓国プロ野球で指導する方針を固めていた。統括コーディネーターという役職で、チームの投手全体を指導していくとみられる。前日には今季限りで阪神を自由契約となったジェレミー・ビーズリー投手が加入することも発表されていた。関係者によると年俸100万ドルで合意していた。