オイシックスは12日、阪神を戦力外となった渡辺諒内野手(30)との契約合意を発表した。渡辺は東海大甲府(山梨)から13年…

オイシックスは12日、阪神を戦力外となった渡辺諒内野手(30)との契約合意を発表した。

渡辺は東海大甲府(山梨)から13年ドラフト1位で日本ハムに入団。主に二塁として19年には自己最多の132試合に出場。速球にめっぽう強く「直球破壊王子」の異名を取った。

22年オフ、同僚の高浜祐仁内野手と、阪神江越大賀外野手と斎藤友貴哉投手との2対2のトレードでタテジマに移籍。移籍1年目は59試合に出場して日本一にも貢献したが、今季は22試合出場にとどまった。戦力外通告を受けた際は「現役は続けたいので、何とか(移籍先を)探しながらやっていければ。自分でもまだやれると思っているので、声をかけてもらったところで、しっかりやりたい」と話していた。

◆渡辺諒(わたなべ・りょう)1995年(平7)4月30日生まれ、茨城県出身。東海大甲府で2年夏に甲子園出場。13年ドラフト1位で日本ハム入団。19年に自己最多の126安打、11本塁打。22年10月にトレードで阪神に移籍。通算595試合、421安打、32本塁打、167打点、打率2割5分2厘。178センチ、86キロ。右投げ右打ち。