<カーリング:ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)最終予選:日本-中国>◇11日(日本時間12日)◇プレーオフ(PO)…

<カーリング:ミラノ・コルティナオリンピック(五輪)最終予選:日本-中国>◇11日(日本時間12日)◇プレーオフ(PO)◇カナダ・ケロウナ

日本男子代表SC軽井沢クラブ(世界ランク10位)の「五輪最後の切符」をかけた中国(同9位)との戦いが始まった。1次リーグ3位でプレーオフ(PO)に進出した日本と、PO第1戦で米国(1次L2位)に敗れた中国(同1位)との最終決戦。女子はフォルティウスが切符をつかみ、日本女子として8大会連続の五輪を決めた。男子も18年平昌大会以来となる2大会ぶり3度目の五輪へ、アベック出場を目指す。

前半戦は中国の優勢だった。第1エンドを有利な後攻で始めた中国は、確実に2点を取りペースを握る。日本は第2エンドをブランク(両チーム無得点)にして後攻を維持した第3エンドで複数点を狙ったが、1点を取らされる形となった。

1-2で迎えた第5エンド、後攻は中国。リード小泉聡がセンターガードを置き、ハウスのストーン1つが交互に入れ替わった。ここでサードのスキップ山口剛史の1投目が、相手の石に当たらず痛恨のスルー。中国がハウスに2つ目を置く。山口の2投目はハウス外寄りの相手石に当てて、内側にロールさせ、なんとかガードの裏に置いた。ただ中国の優勢は変わらず、相手の石が2つハウスにある状態で、フォース柳沢李空は2投とも1つだけテイクアウト。相手スキップが最終投でドローショットを決めて2点を追加し、1-4で前半を折り返した。