オイシックスは12日、阪神から戦力外通告を受けていた渡辺諒内野手と合意したと発表した。 渡辺は2013年度ドラフト1…

  オイシックスは12日、阪神から戦力外通告を受けていた渡辺諒内野手と合意したと発表した。

 渡辺は2013年度ドラフト1位で日本ハムに入団。二塁のレギュラーとして活躍し、22年オフに高浜とともに2対2の交換トレードで阪神に加入した。移籍1年目の23年は59試合に出場し、オリックスとの日本シリーズ第1戦では山本から先制打を放ち、38年ぶりの日本一に貢献した。

 昨季も67試合で打率・260、2本塁打。「若い選手が増えたので爆発的な成績を残さないといけない。スタメンで出られるように」とレギュラー奪回へ覚悟を語っていたが、今季は2軍暮らしが長く、移籍後最少の22試合出場にとどまっていた。

 ◆渡辺 諒(わたなべ・りょう)1995年4月30日生まれ、30歳。茨城県出身。178センチ、86キロ。右投げ右打ち。内野手。東海大甲府高から13年度ドラフト1位で日本ハムに入団。14年10月2日・西武戦(西武ドーム)でプロ初安打。16年9月30日・ロッテ戦(札幌ドーム)で初本塁打を放った。22年オフに阪神へ移籍。1軍通算出場595試合、421安打、32本塁打、167打点、打率・252。