伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第4回…
伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第4回は東洋大。
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今季、東洋大は序盤から苦しんだ。5月の全日本関東選考会で敗退し、18年ぶりに本戦出場を逃した。出雲でも見せ場なく9位。しかし、得意の箱根路に向けて巻き返す態勢が整いつつある。11月、上尾と川越のハーフマラソンで自己ベスト記録が連発した。
新エースの松井海斗(2年)、今季好調の西村真周(4年)らが序盤の主要区間を担うことが濃厚。5区は前回9位の宮崎優(2年)と勢いあるルーキーの木村隆晴が候補に挙がる。
チームスローガン「その一秒をけずりだせ」を体現する粘り強い走りが持ち味。主将の網本佳悟(4年)は「本来、東洋大は優勝が目標でなければいけませんが、現実的に5位という目標を明確にして戦います」と表情を引き締めた。