桐蔭横浜大サッカー部が10日、横浜市内のキャンパスで、プロ内定者会見を行った。大学2年ながら横浜F・マリノスに内定し、来…
桐蔭横浜大サッカー部が10日、横浜市内のキャンパスで、プロ内定者会見を行った。大学2年ながら横浜F・マリノスに内定し、来季から加入する関富貫太(20)が世界的な選手になると宣言した。
柏レイソルの下部組織から加入し、もともとはアタッカーだったがサイドバックとしてブレーク。正確な左足とスピードや対人を武器に横浜で今季特別指定選手になると、すでに5試合に出場するなど、J1残留争いに巻き込まれたクラブで貴重な戦力となった。
大学卒業を待たずしてプロの舞台に進む覚悟を決めた。特別指定の話が来た時から、早期のプロ挑戦は意識しており、シーズン終了時に改めて話をして大学側に理解を示してもらったという。「2年前この場所で入団会見を行いました。プロサッカー選手になると宣言し、それから2年が経ち、夢がかないうれしい」と喜んだ。
桐蔭横浜大の安武亨監督からは「強い、うまい、速い。こんなサイドバック、日本にいない。攻撃は抜群。ここから守備力を強化して日本を代表する選手に育ってほしい」と期待を寄せられた。
関富自身も世界を意識している。28年ロサンゼルス五輪世代。「全ての関係者のみなさまに感謝したいです。いつか桐蔭横浜大学の名前を世界に広げて恩返しできるようにしたい」と意気込んだ。
ほか、浦和レッズ内定FW肥田野蓮治、J2いわきFC内定MF久永瑠音、J3栃木SC内定MF永井大士、J2ベガルタ仙台内定GK高橋一平、J2大分トリニータ内定FW桜井勇斗も参加した。