<AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)G大阪2-0ラチャブリ(タイ)>◇11日◇1次リーグF組◇第6節◇パナスタガン…

<AFCチャンピオンズリーグ2(ACL2)G大阪2-0ラチャブリ(タイ)>◇11日◇1次リーグF組◇第6節◇パナスタ

ガンバ大阪MF名和田我空(19)が、ホームのパナスタで初ゴールを決めた。

トップ下で先発したルーキーは0-0の後半8分、DF半田陸が右サイド深い位置からクロスを入れると、ファーサイドに飛び込んだ。「トップ下なので、どれだけゴール前に入っていけるかを意識していた。より近い位置でプレーしたいと思っていたので、押し込めたのは良かった。(シュートの瞬間は)『頭に当たれ』っていう感じだった(笑い)。貴重な先制点を取れて良かった」。11月27日イースタン(香港)戦でのプロ初ゴールに続きACL2で連発なるパナスタ初弾を喜んだ。

神村学園高から加入した今季は、開幕スタメンを飾ったが、思うように出番を増やせなかった。ピッチに立った公式戦はリーグ4試合、ルヴァン杯2試合、ACL2の2試合と物足りない数字となったが、メンバーに入れなかった時も明神智和コーチや遠藤保仁コーチの「腐ったら終わり」という言葉を胸にトレーニングを重ねてきた。その成果を最後に結果で証明し「パナスタで今年(ゴールを)取れたのはでかい」と手応えを得た。

良い形でシーズンを終えられたからこそ、来季への思いは膨らむ。「サポーターのみなさんの熱量が伝わっていて、いつもすごく後押しされている。その期待に応えていかないといけないし、来年こそはタイトルを狙っていきたい」。監督交代で生まれ変わるチームの中で、中心的な役割を担う存在になることを目指す。【永田淳】