◆ACL2▽グループリーグ第6節 G大阪2―0ラーチャブリー(11日・パナソニックスタジアム吹田) J1のG大阪が、今季…

◆ACL2▽グループリーグ第6節 G大阪2―0ラーチャブリー(11日・パナソニックスタジアム吹田)

 J1のG大阪が、今季最終戦を勝利で飾った。これで1次リーグではクラブ初の6戦全勝となった。

 テンポよくボールを回して攻め込み、何本もシュートを放った。それでも得点にはつながらず、前半はスコアレスで折り返した。迎えた後半は8分、右サイドを駆け上がってきたDF半田陸のクロスに、MF名和田我空が頭で合わせて先制。相手と競り合いながら、執念で押し込んだ。

 名和田の同大会2戦連発、本拠初得点となるゴールでペースを握ると、同33分にはFW山下諒也がペナルティーエリア手前で相手のパスをカット。そのままゴール前に進入し、右足で決めきった。2点を奪って勝負を決定づけると、同42分からはFW林大地が2024年10月18日のJ1第34節・川崎戦以来の出場。若手の得点、負傷者の復帰など、来季につながる完勝をつかんだ。

 この試合で今季は終了し、ダニエル・ポヤトス監督は退任となる。勝利後の名物、最後の「ガンバクラップ」にも最前列で参加。「非常に感動的な形で、グッと胸にきている。選手がこの試合で示したように、フットボールの確立をしてきた。非常に満足しています」と、涙も浮かべながらG大阪でのラストマッチを終えた。