西武の西川愛也外野手(26)が11日、埼玉・所沢の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸2200万円から3500万円増の…
西武の西川愛也外野手(26)が11日、埼玉・所沢の球団施設で契約更改交渉に臨み、今季年俸2200万円から3500万円増の5700万円でサイン。8年目での大幅アップに「うれしい」と笑顔を見せた。
今季はリーグ4位の134安打を放ち、守備ではゴールデングラブ賞を獲得。走ってもリーグ3位の25盗塁を記録し、走攻守全てで存在感を示した。生え抜き野手の成長に、広池球団本部長は「野手では最大評価に近い。真っすぐ野球に取り組む努力の姿が素晴らしい」と評し「そういう選手がリーダーになって」と期待した。ファンからの支持も厚く、チームの顔になりつつある。
キャリアハイのシーズンも「もっと行けた。まだつかみきれていない」と満足せず。今季は右肩痛で1カ月離脱した。けが防止へシーズン終盤から、専用マシンを用いて身体の動き始めに負荷を与える「初動負荷トレーニング」を取り入れ「可動域が良くなった。いい感覚がある」と手応えを得ている。来季へ「結果を出さないといけない。全試合出場と最多安打を取りたい」と飛躍を誓った。【北村健龍】