中日のドラフト1位青学大・中西聖輝投手(21)がさっそくドラフト同期9人の中でも中心的存在となっている。11日、名古屋市…

中日のドラフト1位青学大・中西聖輝投手(21)がさっそくドラフト同期9人の中でも中心的存在となっている。11日、名古屋市内でファン344人を集めて行われた「新入団選手歓迎会」でステージの中央に座り、トークでも主役だった。

東都でしのぎを削ったドラフト6位東洋大・花田旭外野手(22)にはユニホーム姿の時に「きゃしゃいな」と細い体をいじったという。中西は「背が大きくて長打力もあるが、打席に立った時は威圧感をまったく感じない。神宮でも三振ばっかりやったし」とさらにいじり、花田は「体を鍛えて見返してやりたい」と苦笑いだった。

同期最年長の育成ドラフト1位オイシックス牧野憲伸投手(26)は「会って数日ですが、中西が今日軽くなめていいかなというようなジャブを打ってきたので、入寮したらすぐにタメ口になると思います」と話すと中西は「若い方に引きずり込むように、ちょっかいを出しました」と説明。中西流の同期最年長への気遣いだったようだ。

好きな食べ物を聞かれるとカレーチェーン店「CoCo壱番屋」のカレーを挙げ「豚しゃぶカレーにチーズトッピングして福神漬けなしで甘口で食べます」と話した。一度に多く食べるタイプではなく「ごはんは250から300グラム」と通常サイズという。

最後に色紙に「勝つ」と書き記し「1年目と言わず僕の人生のモットー。とにかく勝って勝って勝ちまくりたい。悔しい涙は流したくないというのがずっとあるので勝ち続けたい」と説明。智弁和歌山、青学大で頂点を勝ち取ってきた右腕がドラゴンズでもチームを勝ちに導く。