◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ACLE▽第6節 神戸2―2成都蓉城(9日・御崎公園) J1の神戸が、今季最後の…

◆アジア・チャンピオンズリーグエリート ACLE▽第6節 神戸2―2成都蓉城(9日・御崎公園)

 J1の神戸が、今季最後の公式戦を引き分けで終えた。

 試合は1―2の後半40分、MF佐々木大樹がエリア内で倒されてPKを獲得した。自らキッカーを務め、同45分に決めきり同点。東組の首位を固めるべく、勝ち点1を積んだ。

 今季限りでの退任が発表されている吉田孝行監督は、神戸を指揮してのラストマッチとなった。試合後には「OUR LEGEND」と書かれた記念Tシャツを選手やスタッフが着用。「Tシャツをみんなが着てくれるのは知らなかったので、少し照れくさかったですけど、サポーターの方を見れば『監督、ありがとう』とかたくさん方が感謝の気持ちを伝えてくれた。でも本当に僕の方がありがとうと言いたい」と獲得した3つのタイトルと、就任期間を振り返った。

 すでに来季からは清水の監督就任が発表されている。全員で常勝軍団の礎をつくりあげた3年半。次は敵としてピッチで再会することとなり「まだ(対戦は)考えられないですけど、間違いなく神戸はタイトル争いするチーム。きょうはまだ神戸の一員として、ヴィッセルのことを思いながら過ごして、あしたから行き先のチームのスタッフや選手の編成を含めて考えていきたい」と、次は強敵として立ちはだかる。