立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は11日、2026年1発目となる「RISE195」(26年1月18日、東京・後楽園ホ…
立ち技打撃格闘技のRISE(ライズ)は11日、2026年1発目となる「RISE195」(26年1月18日、東京・後楽園ホール)の対戦カードを以下のように発表した。
会見ではスーパーフライ級(-53キロ)の2試合で対戦する那須川龍心(19=TEAM TEPPEN)と上村雄音(26=BK GYM)、長谷川海翔(20=誠剛館)と星憂雅(24=IDEAL GYM)の4人が同席。この4人が同級王者花岡竜(橋本道場)への挑戦権をかけてトーナメント戦を戦っていくような形となる見通しだ。そんな中、知名度で勝る那須川に対し、他の3人が“包囲網”を敷いた。
那須川については、RISEのインタビューの中で花岡が「正直僕からしたら眼中にないです。向こうは『格闘技界を背負っている』とか言っててそれも分かるけど、でも“那須川”って名前がなかったら『お前ただの一般選手だからね』って思っちゃうんですよね」などと発言。
この日の会見では長谷川からも「(那須川は)GOATの試合(1回KO勝ちした10月30日のチャラームダム・ナヨックエータサラ戦)終わって1カ月半ぐらいで(12月のRISE194で花岡との)タイトルマッチに挑戦できていた状態だったと思うんですけど、そこを断っているので。ちょっとハングリー精神が足りないかなという印象です」とやゆされた。
これらの発言について那須川は「まあ、みんな俺のことが好きなんだろうなって感じなんですけど」と笑顔を見せた上で「選手としてはそういうこともうれしいですし、けど、なめるなよっていうのもありますし。まあ、花岡選手はチャンピオンなんで、自分がそう言われちゃうのはしょうがない。だから文句を言わせないように勝つしかないですし、長谷川選手と星選手の勝った方と自分はやれると思いますし、本当に1戦1戦しっかり全員たたきつぶしていくっていうのは、自分の今やるべきことなのかなと思います」と話した。
そんな那須川に対し、対戦相手の上村は「そう簡単にはいかせんぞって思っています」と力を込め、星も「(SNSでは、今大会で勝って、次に対戦するのは)龍心、長谷川でしょみたいな、みんな言ってるんで。ちょっとやめてくれよと思って(笑い)。でも注目度をそのまま、今回勝って自分が持っていけばめちゃくちゃ美味しいなって思う」と意欲を見せていた。
<対戦カード>
▼第7代RISEスーパーフェザー級(-60キロ)王座決定戦3分5回延長1回
パヌワット・TGT(TARGET/同級1位) VS 常陸飛雄馬(TARGET SHIBUYA/同級3位)
▼スーパーフライ級(-53キロ)3分3回延長1回
那須川龍心(TEAM TEPPEN/同級1位、第3代RISEフライ級王者、ISKA K-1ルール世界ストロー級王者) VS 上村雄音(BK GYM/第6代DEEP☆KICK-53キロ王者)
▼スーパーフライ級(-53キロ)3分3回延長1回
長谷川海翔(誠剛館/同級3位、第4代DEEP☆KICK-53キロ王者) VS 星憂雅(IDEAL GYM/同級4位、初代KROSS×OVER KICK-53キロ王者)
▼フライ級(-51.5キロ)3分3回
小池空(IDEAL GYM) VS 中澤風希(戦ジム)
▼バンタム級(-55キロ)
Kiana(Team Michiyo/2025年RISE Nova全日本女子トーナメント-57キロ級優勝) VS 渋谷茜(INHERIT ONENESS×剛毅會/Queen’s Fight-58キロ優勝)