プロボクシングWBO世界ライトフライ級王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)が11日、都内のジムで練習を公開した、…

プロボクシングWBO世界ライトフライ級王者レネ・サンティアゴ(33=プエルトリコ)が11日、都内のジムで練習を公開した、17日、東京・両国国技館でWBA世界同級王者高見亨介(23=帝拳)との王座統一戦を控える。トレーニング前には報道陣の質問に対応し、今月5日に公開練習した高見が狙うとした「4回KO勝ち」に反応した。

序盤での決着を狙う高見の意気込みに対し、サンティアゴは「ああ、きっと早く家に帰りたいのだろうな」とジョークで大笑い。その上で「自分も同じ気持ちだが、私は日本に勝ちに来た。KOであろうと、判定であろうと勝利するために来たんだ。高見選手には『その4ラウンドKOをやってみなさい』と言いたい」と口にした。また高見がKO勝ちのフィニッシュブローがボディーになるとの発言をしていたが、サンティアゴは「それは彼のプランだと思う。リングの上でどのように、それが成功するか見てみよう。彼のプランにはリスペクトするよ」とリラックスした表情をみせた。

サンティアゴ自ら高見のメッセージを送って王座統一戦を希望してきた経緯がある。自らの「夢」としてきた統一王座だけに、サンティアゴは「アウェーで取るタイトルになる。もしタイトル統一したら家族とクリスマスを過ごし、(契約を結ぶプロモーターの)サバラ氏とこれからのことを考えたい」とプランを明かしていた。