JRAは12月11日、令和8年度の新規調教師試験の合格者を発表し、会見を行った。 美浦の古賀大生(ひろき)調教助手(3…

 JRAは12月11日、令和8年度の新規調教師試験の合格者を発表し、会見を行った。

 美浦の古賀大生(ひろき)調教助手(35)は祖父の末喜氏と、トキオパーフェクト、シンコウスプレンダなどを管理し、重賞を10勝した父の史生氏も元調教師。晴れて“3代目”の誕生となり、「祖父、父が調教師をしていた関係もあり、幼い頃からのあこがれの職業のひとつでした」と志望動機を明かした。

 14年10月にJRA競馬学校厩務員課程に入学。15年4月から美浦の松山将樹厩舎ひと筋で経験を積んできた。「松山先生にはトレセンに入った時から多くの経験をさせていただきながら調教師になることを後押ししてくださり、感謝でいっぱいです」と頭を下げた。

 馬術の名門の明大出身でもあり、「大学の先輩であります久保田貴士調教師、高柳瑞樹調教師、池添学調教師、このお三方の活躍に少しでも追いつけるよう精進していきたいと思います」と目標を掲げた。

 ◆古賀 大生(こが ひろき)1990年9月28日、茨城県出身。35歳。14年10月にJRA競馬学校厩務員課程入学。15年4月から美浦・松山将樹厩舎に所属して調教助手を務める。