第102回東京箱根間往復大学駅伝（来年1月2、3日）で史上初となる同一チーム2度目の3連覇を目指す青学大が11日、東京・…
第102回東京箱根間往復大学駅伝（来年1月2、3日）で史上初となる同一チーム2度目の3連覇を目指す青学大が11日、東京・青山キャンパスで壮行会を開催した。
優勝回数は2015年の初優勝から18年までの4連覇を含む過去10年間で通算8度。平成から令和の時代を超えた「常勝集団」を率いる原晋監督（58）は、前日10日の会見で「輝け大作戦」を発令した。
この日、集まった学生やファンの前で「選手はもとより、チームスタッフそれぞれの立場で輝いて箱根路で一体感を持って取り組んでいきたい。必ず我々は大手町に1番星となって帰って来ます。そして、青山学院大学を必ず輝かせます」と力強く宣言した。
大学3大駅伝では、10月の出雲駅伝7位、11月の全日本大学駅伝3位と今季は無冠だが、その後はトラックの1万メートルやハーフマラソンで自己ベストをマークする選手が続出した。
1万メートル上位10人平均では、箱根駅伝に出場する20チーム中（オープン参加の関東学生連合を除く）2番手の28分01秒08。日本人トップランナーの証である27分台に迫る好タイムで順調な仕上がりを見せている。
前回、エース区間の2区で区間記録を塗り替えた主将の黒田朝日（4年＝玉野光南）は希望区間に再び2区を挙げた。3年連続となる出走へ、「今年が自分にとって最後の箱根駅伝。この4年間でやってきたことを全て出し切って、有終の美を飾って、みんなで総合優勝して終わりたい」と意気込んだ。【泉光太郎】
