北海道コンサドーレ札幌は11日、柴田慎吾監督(40)の退任と来季トップチームのコーチ就任を発表した。札幌U-18の監督だ…

北海道コンサドーレ札幌は11日、柴田慎吾監督(40)の退任と来季トップチームのコーチ就任を発表した。札幌U-18の監督だった柴田氏は今季途中、岩政大樹元監督(43)に代わって就任した。トップチームの監督として初挑戦し、13試合を指揮して6勝1分け6敗の12位でフィニッシュした。クラブを通じ「立場は変わりますが、全てはコンサドーレの勝利のため、そして1年半後にJ1に昇格するためにベストを尽くします!引き続き共に闘いましょう!」とコメントした。

来季は川井健太新監督(44)のもとで指導する。この日、監督就任会見に同席した河合竜二GM(47)は「まだ彼も成長する部分があると思っていた。川井監督のことをリスペクトする監督の1人として挙げていたし、その中で勉強するところがまだあるんじゃないかというところも話をさせてもらった」と監督交代の理由を説明した。本人通達は最終節3日前の11月26日だったという。

監督就任時、チームは11位と苦しんでいた。同GMは「ああいった状況で監督を引き受けてくれた柴田監督の心意気には応えなきゃいけないと思っているし、クラブの財産でもあるので、しっかりとこの先も彼が成長できる環境を作っていきたい」と約束した。