巨人松本剛外野手(32)が11日、川崎市内のジャイアンツ球場で自主練習を行った。日本ハムからFA移籍。この日が球場で体を…
巨人松本剛外野手(32)が11日、川崎市内のジャイアンツ球場で自主練習を行った。日本ハムからFA移籍。この日が球場で体を動かすのが3回目となったが、屋内施設の上方にたびたび視線を送る姿があった。
雨天時にはファンの観覧ゾーンとなる、打撃ケージの上にある通路にいたのは、多くの報道陣。「めっちゃ気になります。すごい嫌ですね。うそですうそです(笑い)」と冗談交じりに振り返った。
「石川慎吾とかにも聞いていたので。『やっぱりメディアの数はすごく多いですし』というのは言ってたので」と心づもりはしてきた。が、この日も15人の視線を受けながら、「誰か注目する人が来るのかな」と考えていたという。「オフシーズンだけどすごいなと。僕からしたらなんか新鮮な感じで見てました」と受け止め、新たな環境に慣れていく。
練習では数値を確認しながらのティーバッティングや、ケージ内で打ち込んだ。「例年よりは違うことをやっている感じはあるので、ちょっとまだ試しながらという感じです」と汗を流した。
先日は今季限りで引退した中田翔氏と会う機会があった。同じ32歳の年に日本ハムから巨人に移籍した先輩。「ジャイアンツ行くんやな、頑張れよ」と激励されたという。
22年以来の首位打者を目標に据える来季へ、新たなホームに適応していく。