◆第71回東京大賞典(12月29日、大井競馬場・ダート2000メートル)2週前追い切り=12月11日、美浦トレセン 今年…

◆第71回東京大賞典(12月29日、大井競馬場・ダート2000メートル)2週前追い切り=12月11日、美浦トレセン

 今年の羽田盃、東京ダービーを制した3歳ダート2冠馬ナチュラルライズ(牡3歳、美浦・伊藤圭三厩舎、父キズナ)は、横山武史騎手を背に追い切りを行った。角馬場で入念な運動を行ったのちに、ダートの障害コースをキャンターで一周。その後、Wコースに入り単走馬なりのまま大外を5ハロン68秒5―11秒9で駆け抜けた。向こう正面ではかなり頭を上げる場面も見せたが、最後はしなやかな伸び。なにより、キャンターでの落ち着きは成長を感じさせる。

 伊藤圭調教師は「まだ息は重めだけど、あと2回しっかりできるからね。普通キャンターで、いいフォームで走れるようになった。武史もフォームがいいと言っていた。競馬では燃えちゃうから、どうなるかは分からないけどね」と手応えを口にした。