日本サッカー協会は11日、2027年に行われるU―20W杯(アゼルバイジャン・ウズベキスタンの共催)を目指す、U―20…
日本サッカー協会は11日、2027年に行われるU―20W杯(アゼルバイジャン・ウズベキスタンの共催)を目指す、U―20日本代表の新監督として、今季まで湘南を指揮した山口智氏(47)の就任が決定したと発表した。同チームのコーチに菅原大介氏、GKコーチに高原寿康氏、フィジカルコーチに大塚慶輔氏が就任する。
山口氏は協会を通じ「今回、日本代表に関わらせていただき、大変光栄な思いです。来年はW杯があります。いつの日かそのW杯の舞台に立って活躍する世代の選手たちと共に、新しくチームをスタートさせてもらえることに喜びを感じると共に、大きな責任を感じています。『謙虚に』、『地道に』、『大胆に』、『繋がって』。選手それぞれが成長していくことはもちろんですが、一人一人が繋がり、攻守にわたってスペシャルなモノを引き出し合う。そして、泥臭くハードワークをして戦えるチームを目指していきたいと思います。何事にも覚悟を持って向き合い、取り組んでいきたいと思います」とコメントした。
理事会後、JFAハウスで会見に出席した山本昌邦技術委員長は監督選出の条件にも言及し「Jリーグの監督を2年以上、やっているというところ。育成年代の知見、経験がある、そういうことも書いてある。山口さんは、今代表でいる町野選手、鈴木淳之介選手といったタレントを若い時から預かり、しっかりと成長させて日本代表につなげてもらっている。これ以上の適任者はいないのでは、と思うぐらい。育成年代なので、選手を育てるということと、W杯の頂点を目指すというところで、様々なことが基準としてある」と選出の理由を語った。