第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で3年連続9度目の優勝を狙う青学大は11日、東京・渋谷区の青山キャンパスで壮行会…
第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)で3年連続9度目の優勝を狙う青学大は11日、東京・渋谷区の青山キャンパスで壮行会を行い、主将でエース黒田朝日(4年)らが大一番に向けた抱負と希望区間を表明した。2年連続で8区で区間賞を獲得している塩出翔太(4年)は、今年2月に悪性リンパ腫のため、亡くなったチームメートの皆渡星七(みなわたり・せな)さん(当時3年)への思いを明かした。
今大会に向けて原監督は「輝け大作戦」を発令。各選手は、それぞれ自身が「輝く」区間を語った。
各選手の主なコメントは以下の通り。
黒田朝日(4年)「最後の箱根駅伝はこの4年間のすべてを出し切って勝って終わりたい。希望区間は2区です」
荒巻朋熈(4年)「希望区間は1区です。朝日に頼るのではなく、チーム全員で勝ちたい」
宇田川瞬矢(4年)「往路で4年生らしい走りをしたい。輝けるように頑張ります」
佐藤有一(4年)「希望区間は6区です。練習の強さは誰にも負けません」
塩出翔太(4年)「優勝して皆渡星七にいい報告をしたい。希望区間は、4区、5区、8区です」
鳥井健太(3年)「希望区間は5区です。前回はメンバーに入れずに悔しかったので、その悔しさの全てをぶつけたい。4年生の先輩に笑顔で終わってほしい」
中村海斗(3年)「初めてエントリーメンバーに入りました。今まで悔しさを忘れずに取り組んできました。10区間、どこでも行けます。区間賞の走りをしたい」
平松享祐(3年)「1年生の時も区間エントリーされましたが、当日変更で補欠に回りました。その時、同じく当日変更で補欠に回った皆渡星七さんと『来年は絶対に一緒に走りましょう』と誓いました。でも、前回も僕は当日変更でした。今度こそ、走って、皆渡さんに報告したい。希望区間は9区です」
遠藤大成(2年)「希望区間は6区です。前回は17番目で登録メンバーから外れました。前回の悔しさをぶつけたいです」
小河原陽琉(2年)「前回は10区で区間賞を獲得することができました。今回は主要区間で好走して、優勝報告会で皆さんと喜び合いたいです。希望区間は5区です」
佐藤愛斗(2年)「前回は10区から当日変更で走れませんでした。今年は『オレが勝たせる』という気持ちでやってきました。希望区間は10区です」
石川浩輝(1年)「僕は4年生が大好きで、4年生がつくったチームが大好きです。4年生のために、任せられた区間で区間賞を取りたいです」
上野山拳士朗(1年)「希望区間は5区です。チーム目標の3連覇のために、1年らしい積極的な走りをしたい」
※飯田翔大(2年)、折田壮太(2年)、松田祐真(1年)は授業の関係で欠席。