「BTS呉開設33周年記念 第15回富士通フロンテックカップ」(11日、宮島) 宮島ボート2日目の1Rは1号艇の三村岳…
「BTS呉開設33周年記念 第15回富士通フロンテックカップ」(11日、宮島)
宮島ボート2日目の1Rは1号艇の三村岳人(26)=岡山・125期・A2=と3周バックで追い上げた森口和紀(福岡)が同時にゴール。精密判定の結果、1着は同着となり2種類の決まり手が発表された。1周1Mを先行し逃げて先頭を走っていたのは三村だったが、3周1Mの俊敏差しで一気に差を縮めた森口が、3周2Mも三村の内へ入りゴール前でひと伸び。並んでゴールインとなり勝者が2人誕生した。追い付かれた三村だが決まり手は逃げ。猛追の森口は抜き去ってはいないが抜きで1着。両者が同時に1着ゴールを駆け抜けた後ろでは、3着も激戦。ゴール前で泉啓文(岡山)が亀本勇樹(広島)を僅差でかわし、ひそかに3着も大逆転劇。3連単(1)(2)(5)は4番人気で780円、(2)(1)(5)は16番人気で2430円の配当となった。
宮島では初日6Rで4艇が失格となるアクシデントが起こり、3連単、3連複は不成立。泉が1着、本田愛(静岡)が2着で2連単の2万7450円に対し、2連複が6万6520円をつける珍事。今節は、波乱の陰に2連対率5%(前検日時点)エンジンに乗る“泉あり”かもしれない。