伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第3回…

 伝統の箱根駅伝は来年1月2、3日に第102回大会を迎える。スポーツ報知では出場する全21チームを連載で特集する。第3回は駒大。

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 3年ぶり9度目の箱根制覇へ、準備は整った。10月の出雲駅伝は5位だったが、11月の全日本大学駅伝は5区の伊藤が区間新記録の激走で首位に押し上げ、2年ぶり17度目の優勝。士気も高い。前回大会メンバー9人が残るが、特殊区間の山経験者は5区の主将・山川拓馬(4年)、6区の伊藤の2人だけ。藤田敦史監督(49)が「チームとして成長できるオーダーを組むことも大切」と話すように、再来年以降を見据えて坂口雄哉(2年)ら数人の下級生も候補に考えているようだ。3年ぶりの王座奪還へ「この調子でいけば、狙えると思います」と主将の山川。藤色のタスキは新春の箱根路で、一層輝きを増す。