来年1月2、3日に行われる第102回東京箱根間往復大学駅伝に出場する21チームのエントリー選手(各16人以内)が10日…

 来年1月2、3日に行われる第102回東京箱根間往復大学駅伝に出場する21チームのエントリー選手(各16人以内)が10日、発表された。都内では記者発表会とトークバトルが行われた。

 前回2位の駒大は、3冠を達成した23年大会以来3年ぶりの王座奪還を目指す。藤田敦史監督は「往路を勝ちにいくオーダー」と攻めの姿勢を強調。青学大を筆頭としたライバル“5強”との競り合いについては「総合優勝を狙うなら往路終了地点で1分半以内の差にいないと難しい」と勝負のポイントを挙げた。

 ここまで出雲駅伝5位、全日本大学駅伝優勝と調子を上げてきている駒大。今回、エースの佐藤圭汰(4年)も順当にエントリーし、山川拓馬、伊藤蒼唯、帰山侑大ら4年生を中心に箱根路を戦っていく。

 この世代は1年生に3冠を経験し、チームを支えてきた。藤田監督は「この世代がいるうちに箱根で勝たせたいと思って準備を進めてきた。満足して卒業してほしい」と覚悟をにじませた。