◆全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦2025 優勝決定戦」(10日、後楽園ホール) 全日本プロレスは10日、後楽…

◆全日本プロレス「世界最強タッグ決定リーグ戦2025 優勝決定戦」(10日、後楽園ホール)

 全日本プロレスは10日、後楽園ホールで「世界最強タッグ決定リーグ戦2025 優勝決定戦」を開催した。

 優勝戦は、7日の名古屋大会までの公式リーグ戦でAブロックは、綾部蓮、タロースの「タイタンズ・オブ・カラミティ」が4勝1敗の勝ち点8で1位。Bブロックは世界タッグ王者の「HAVOC」ザイオン、オデッセイが5戦全勝(不戦勝を含む)の勝ち点10でトップとなり、初出場同士の両軍が共に初制覇をかけて激突した。

 196センチ、184キロのオデッセイとザイオンは188センチ、112キロの世界タッグ王者と身長2メートルの綾部と2メートル13センチのタロースの4人がスーパーパワーを発揮したド迫力の優勝戦。場外乱戦でも譲らない展開は、綾部&タロースがザイオンを孤立させることに成功。最後は綾部が豪快なデス・ルーレットでザイオンをマットにたたき付け勝利し、世界最強タッグ初出場初制覇の偉業を達成した。

 栄光のトロフィーを手にした綾部はマイクを持つと「世界最強タッグ決定リーグ戦、制覇だ。どうだ?後楽園ホール、絶望を味わったか」と勝ち誇った。タロースは「最高のパートナーだ」と綾部をたたえ、綾部は「これが全日本プロレスだ」と宣言した。

 そして綾部は「世界タッグのベルトは一番強い者が巻くべきなんだ」と掲げ「そのベルトは俺らが持っておくべきなんだ。いつでもいいよ。ザイオン、オデッセイ、次は世界タッグのベルトをかけて戦ってもらおうか」と挑戦を要求。最後に「我々、タイタンズ・オブ・カラミティはまだ序章に過ぎない。今後、まだまだ絶望を見せていくからな」と宣言した。

 ◆12・10後楽園全対戦カード

 ▼第1試合 8人タッグマッチ 30分1本勝負

〇青柳亮生、ライジングHAYATO、井上凌、小藤将太(12分38秒 ファイヤーバードスプラッシュ↓片エビ固め)MUSASHI、吉岡世起、佐藤光留、立花誠吾●

 ▼第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負

〇大森北斗、羆嵐(7分11秒 横入り式エビ固め)他花師、黒潮TOKYOジャパン●

 ▼第3試合 関本大介復帰戦 タッグマッチ 30分1本勝負

芦野祥太郎、〇潮﨑豪(10分57秒 豪腕ラリアット↓体固め)田村男児●、関本大介

 ▼第4試合 ゼンニチvs我蛇髑髏 6人タッグマッチ 30分1本勝負

菊田円、〇加藤良輝、ISHIN(15分22秒 カデーレ・ルナ↓片エビ固め)安齊勇馬、斉藤ジュン、“ミスター斉藤”土井成樹●

 ▼第5試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負

〇宮原健斗、鈴木秀樹、本田竜輝(10分46秒 回転エビ固め)デイビーボーイ・スミスJr.●、真霜拳號、、野村直矢

 ▼メインイベント 世界最強タッグ決定リーグ戦2025優勝決定戦 時間無制限1本勝負

〇綾部蓮、タロース(Aブロック1位)(24分09秒 デス・ルーレット↓片エビ固め)ザイオン●、オデッセイ(Bブロック1位)