日本ラグビー協会は10日、都内で理事会を行い、男子代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、65)の続投を正式に承…

日本ラグビー協会は10日、都内で理事会を行い、男子代表のエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC、65)の続投を正式に承認した。理事会後に取材に応じた岩渕健輔専務理事(49)は「引き続き応援していく。最終的な大きな方向性となったのは、24年から25年にかけてのチームの成熟が高く評価された」と説明。「最終的にワールドカップ(W杯)まで順調にいい結果を収めてくれるのが一番」と期待を込めた。

ジョーンズHCは、12年に日本代表HCに就任。15年大会で南アフリカからの歴史的勝利を含む3勝を挙げた。イングランド代表監督として、19年W杯日本大会準優勝に導いた。23年大会は母国オーストラリアを率いて1次リーグ敗退したが、24年から2度目の日本代表HCに復帰。今季はウェールズから12年ぶりの白星を挙げるなど、実績を残していた。

今月3日に行われた27年W杯オーストラリア大会(10月1日開幕)の1次リーグ(L)組分け抽選会では、初のベスト4進出を宣言。「W杯で最も注目されるチームになる。その結果トップ4に入れたら素晴らしい。達成するためにやるべきことをやり尽くす」と意気込みを語っていた。

岩渕専務理事は、女子代表のレズリー・マッケンジーHCの去就についても言及。明確な回答は避けたものの、「前向きに捉えている」と話した。