日本サッカー協会は10日、日本代表が来年3月31日(日本時間4月1日)に、ロンドンのウェンブリー・スタジアムでの国際親善…

日本サッカー協会は10日、日本代表が来年3月31日(日本時間4月1日)に、ロンドンのウェンブリー・スタジアムでの国際親善試合でイングランド代表と対戦すると発表した。

来年6月に開幕するFIFAワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会1次リーグF組で、オランダなど欧州勢2チームと対戦する日本にとって貴重な強化の場となる。

FIFAランキング18位の日本は、同4位のイングランドと、過去3試合で1分け2敗となっている。

◆初対戦 95年6月3日、ロンドンのウェンブリー・スタジアムで対戦。加茂周監督率いる日本はサッカーの母国との初対戦で善戦し、0-1の後半17分にFWカズ(三浦知良)のCKにDF井原正巳が頭で合わせて同点に追い付いた。だが、同43分にPKを与えて1-2で競り負けた。

◆ドロー 04年6月1日、ジーコ監督率いる日本は敵地のマンチェスターで1-1ドロー。FWオーウェンに先制点を許したが、後半8分にMF小野伸二が左サイドのMF三都主アレサンドロからのパスを右足で蹴り込んで追い付いた。相手はFWルーニー、MFランパード、ジェラード、DFテリーらにMFベッカムも入ったベストメンバーだった。

◆逆転負け 10年5月30日、岡田武史監督の下、中立地のオーストリア・グラーツで対戦。前半7分にDF田中マルクス闘莉王がMF遠藤保仁のCKを右足で決めて先制し、後半11分にMF本田圭佑のハンドで与えたPKもGK川島永嗣の好セーブでしのいだ。だが、その後に闘莉王とDF中沢佑二のセンターバック2人の連続オウンゴールで1-2と逆転負けした。