日本ハムに復帰した西川遥輝外野手が10日配信のYouTubeチャンネル「熱スギヤch」に登場。元同僚の杉谷拳士氏との対…

 日本ハムに復帰した西川遥輝外野手が10日配信のYouTubeチャンネル「熱スギヤch」に登場。元同僚の杉谷拳士氏との対談で、日本ハム復帰の経緯を明かした。

 日本ハム、楽天、ヤクルトでのプレーを経て、5年ぶりの古巣復帰。西川は「3回目なんで、戦力外が。入団が4回目。率直に野球ができることが嬉しい」と笑みを浮かべた。

 今オフ、ヤクルト退団から日本ハム復帰が決まった経緯について言及。まず、ヤクルトからは「引退試合も考えているから西川の考えを教えてくれ」と、一週間の猶予を与えることを告げられたという。

 西川は「すごく光栄なこと。2年間お世話にもなった」としながら「ここで引退試合をするのは何か違うな」と思い、その場で返答。「失礼のないように、『本当にありがたいことですが、まだ現役でやりたい気持ちもありますし、現役を模索します』」と伝えたという。

 その後、タイミングを見て日本ハム関係者に連絡。さらにヤクルトのファーム最終戦が鎌ケ谷で、日本ハム在籍時の監督である栗山英樹氏(CBO)に会ったという。

 西川は「栗山さんに最後、挨拶に行って。『こういうことなんです』ってお伝えさせてもらって。最後に、『栗山さん助けてください』って本音をぶちまけて」と説明。育成契約でもいいという思いもあったが、「現役の獲得がダメなら、一日契約でもいいからファイターズで終わりたい、という気持ちがあった」とも明かした。

 日本ハムからオファーを受けた際には「環境的には『おかえり』じゃないかもしれない。僕が知っているファイターズではないかもしれない。でも戻れることが嬉しかった」と感激。一方で、「僕がやっていたファイターズとは全く違う。新しい風を吹き込んだのは新庄さんなので。新庄野球について行かなければいけないな、という感じですね」と決意をにじませた。