楽天の石井一久GM(52)が10日、海外FA権を行使した則本昂大投手(34)、国内FA権を行使した辰己涼介外野手(28…

 楽天の石井一久GM(52)が10日、海外FA権を行使した則本昂大投手(34)、国内FA権を行使した辰己涼介外野手(28)に対して、改めて残留コールを送った。

 継続的な残留交渉を行っているとみられ、この日の取材でも「もちろん残ってもらいたいと思います」と話した。一方で、「ノリ(則本)はノリで、自分の今後の野球人生というターゲットをしっかりと持って今オフシーズンを過ごしています。辰己は自分の野球人生や、今後の身の振り方を考えていると思う」と選手らの気持ちを慮ることも忘れなかった。

 今後も継続的に残留交渉をしていく方針。「こちらからいえることは残ってもらい、一緒に野球をして、一緒に目指そうという話しかできないわけですから」と思いを伝えていく。

 則本は米大リーグ挑戦を第一に考えており、現時点での去就は未定。「12月8日のウインターミーティング後にガラッと変わっていくと思う。年内にはいいオファーがあって、自分も決断できたらいい」と年内決断のメドを明かしていた。