第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)のチームエントリーが10日、発表された。同日、都内で監督トークバトルが行われ、「5…

第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)のチームエントリーが10日、発表された。

同日、都内で監督トークバトルが行われ、「5強」に挙げられる青学大、駒大、国学院大、早大、中大の5校の指揮官が舌戦を繰り広げた。

30年ぶりの総合優勝を目指す中大・藤原正和監督は「2区は溜池と決めています」と2年連続で溜池一太(4年)が「花の2区」を出走すると明言した。「当然、夏の合宿で登りがよかったので(5区も)考えたが、エースは2区だなと。2区というコースは1回目より2回目、2回目より3回目のほうがペース配分をつかめる。65分は絶対いけると思っている」と自信を示した。

これに反応したのが3連覇を目指す青学大・原晋監督だった。前回大会では5区途中まで中大がリードしたことを踏まえ「溜池くん、強いんでね。前半から独走ですね」と鋭く切り返し。会場の駅伝ファンからは笑いが起こっていた。

◆今季の出雲 1区から4度首位が入れ替わった。4区で国学院大の辻原が区間新の快走で逆転。最終6区で上原が2位に38秒差をつけて、2年連続3度目の優勝を飾った。

◆今季の全日本 駒大は5区の伊藤が区間新の快走を見せて首位に浮上。続く村上、佐藤、山川も区間3位以内にまとめて独走。2位に2分1秒の大差で2年ぶり17度目の優勝をした。