<カーリング五輪最終予選:日本9-10ノルウェー>◇9日(日本時間10日)◇女子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ【ケロウナ(…
<カーリング五輪最終予選:日本9-10ノルウェー>◇9日(日本時間10日)◇女子1次リーグ◇カナダ・ケロウナ
【ケロウナ(カナダ)=飯岡大暉】カーリングの26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)最終予選第7戦で、女子日本代表(世界ランク5位)のフォルティウスが強敵ノルウェー(7位)に逆転負けした。7戦目で初黒星を喫し、2位でプレーオフ(PO)進出となった。
POは1次リーグ(L)上位3チームが進出する。しかし、残る五輪切符はわずか2枚。五輪に参加できるのは10カ国で、すでに開催国イタリアを含む8カ国が決定。1チームが脱落するラストサバイバルとなる。
POには1位ノルウェー、2位日本、3位米国が進んだ。ノルウェーと日本は6勝1敗で並んだが、直接対決の結果でノルウェーが上回った。米国は5勝2敗だった。
まずは10日午後2時(日本時間11日午前7時)から第1戦が行われ、ノルウェーと日本が対戦。勝てば、五輪切符を獲得できる。敗者は11日午前10時(同12日午前3時)から米国との第2戦に回る。最終決戦で勝てば、ラスト1枠に滑り込む。ノルウェーと日本は2戦のうちどちらか1勝すればOK。米国は一発勝負となる。
1次Lの結果を見ると、力の差はほぼ互角。ノルウェーは日本に10-9で勝ち、日本は米国に8-4で勝利。米国はノルウェーを8-7で破っている。
フォルティウスは念願の五輪まであと1勝。スキップ吉村紗也香(33)は「絶対大丈夫という自信がみなぎっている」と宣言した。初戦で勝って、日本女子8大会連続出場を決める。