25年度の社会人野球表彰式が10日、都内で行われ、ベストナイン、個人賞選手を表彰した。ソフトバンクドラフト5位のJR東日…
25年度の社会人野球表彰式が10日、都内で行われ、ベストナイン、個人賞選手を表彰した。ソフトバンクドラフト5位のJR東日本・高橋隆慶内野手(23)がベストナインの三塁手部門で初受賞し表彰された。
昨年に続きチームの4番として都市対抗野球では2試合で10打数5安打で長打力を発揮。勝利に貢献した。「自分がベストナインという賞に選出されるとは思っていなかったので、驚きと素直にうれしい気持ちです」と、喜びを口にした。
飛躍の社会人野球だった。「トーナメントで一発勝負。自分がどれだけ状態が悪くてもチームが勝つことを1番としてみんながやっている。チームのために、という思いが結果にもつながった」。自己犠牲の思いが、技術をより高みに導いた。「この学びは今後も生きていくと思うので、変えずにやりたいと思います」と、大きな自信を胸に、次のステップ、プロ野球へと進む。「これからはプロの世界に足を踏み入れます。この賞に恥じぬよう、頑張っていきたい」と、最後に意気込んだ。