来年1月2、3日に行われる第102回東京箱根間往復大学駅伝の記者会見が10日、東京都内で行われた。早大・花田勝彦監督(…
来年1月2、3日に行われる第102回東京箱根間往復大学駅伝の記者会見が10日、東京都内で行われた。早大・花田勝彦監督(54)は「2022年に駅伝監督に就任して4年目。4学年全てが、私の指導を受けた世代となった1回目のチャンス」と語った。
キーマンには「ダブルエース」だという、主将の山口智槻(4年)と「山の名探偵」こと工藤慎作(3年)。さらには「鈴木琉胤、佐々木哲だったり。あとは2年生、3年生にも名前のある選手がでてきた。個の強さが非常に際立つチームになってきた」と期待を込めた。
10000メートルの平均タイムは29分10秒66と、出場する21チームの中で最も遅い。しかし、指揮官は「春のシーズンは5000(メートル)、短い距離に特化してやっていた。夏以降はハーフ以上の距離。長い距離に取り組んできた」とし、「チームとしては全然気にしていない」と話した。
狙いは往路。「できれば、前半を勝ちたい。そういうオーダー編成をして攻めの走りができたら。優勝のチャンスがあるので、そこを目指したい」と意気込んだ。