第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)のチームエントリーが10日、発表された。駒澤大(駒大)は4年生の「4本柱」を軸に、…

第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)のチームエントリーが10日、発表された。

駒澤大(駒大)は4年生の「4本柱」を軸に、3年ぶり9度目の王座奪還を狙う。11月の全日本大学駅伝では2年ぶり17度目の優勝を達成。優勝候補で迎える今大会は、前回7区区間新記録の佐藤圭汰(4年)らが順当にエントリーした。

4年生は22年度の3冠達成時にルーキーイヤーだった世代。就任3季目の藤田敦史監督は「この世代がいるうちに箱根を勝たせたい」と闘志を燃やした。

4年生カルテットが柱となる。エース佐藤に加え、今季の大学駅伝で2大会連続出走中の山川拓馬、伊藤蒼唯、帰山侑大の4年生4人が主要区間を担う見通し。

夏場は主力の故障が相次いだ中、主将の山川を中心に底上げを図り、全日本を制して勢いに乗る。

指揮官は「4年生を中心に、何としても総合優勝を目指したい。悔いのないように走ってくれれば、良い結果が出る」と自信を示した。

◆今季の出雲 1区から4度首位が入れ替わった。4区で国学院大の辻原が区間新の快走で逆転。最終6区で上原が2位に38秒差をつけて、2年連続3度目の優勝を飾った。

◆今季の全日本 駒大は5区の伊藤が区間新の快走を見せて首位に浮上。続く村上、佐藤、山川も区間3位以内にまとめて独走。2位に2分1秒の大差で2年ぶり17度目の優勝をした。