浜ちゃんと“ヒロミちゃん”にスイッチを入れてもらって爆発につなげる。開幕4番に指名されている日本ハム郡司裕也捕手(27)…
浜ちゃんと“ヒロミちゃん”にスイッチを入れてもらって爆発につなげる。開幕4番に指名されている日本ハム郡司裕也捕手(27)が来年1月、エスコンフィールドでの自主トレ中、開幕投手の伊藤大海(27)に打撃投手を依頼するプランを明かした。8日にはテレビ収録でダウンタウン浜田雅功(62)に突っ込みを入れてもらい「スイッチが入った」。次は同学年で沢村賞投手のサポートも受け、万全の下準備を整える。
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郡司が、最強打撃投手のボールを打って、打撃に磨きをかける。1月はエスコンフィールドで自主トレを行う予定で、伊藤も他の先発投手とともに自主トレを行う。同じ場所にいることもあり、捕手として同学年右腕の「ボールを受けます」。その上で「大海にバッティングピッチャーをやってもらおうかと思います。1回は絶対やってもらいます」。グラウンドには出ないが、ベンチ裏の打撃エリアで、来季開幕4番と先発投手が共闘する。
明確な調整の狙いが、エースとのコラボにつながった。野手に限ると、年明けは主に屋外で打撃練習できる鎌ケ谷など、本州で自主トレを行う選手が多い。だが郡司は新庄監督から「開幕4番サード」に指名されており「内野を使える。サードの準備がしたい。ホーム球場でノックを受けられるなんて最高じゃないですか」。守備を磨きながら打撃は「僕は別に室内で全然いい」と、伊藤が投げるボールを黙々と打ち、感覚を研ぎすませる。
8日には、テレビ番組の収録で、ダウンタウン浜ちゃんから、たたかれると物が売れるなど吉兆が訪れるという貴重なツッコミをもらい「スイッチが入りましたね」。人気者のオーラを2年連続で感じ「めちゃくちゃ声がでかい。芸人ってさすがだなと思いました。しゃべっている人に近づいてくれるんですよ。アスリートの扱いがうまいですね」。1月は最強右腕“ヒロミちゃん”のボールで、さらにギアを上げ、勝利呼ぶスイングの習得に、つなげる。【永野高輔】