東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で継続中では最長記録となる21年連続のシード権が懸かる東洋大・酒井俊幸監督(4…
東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で継続中では最長記録となる21年連続のシード権が懸かる東洋大・酒井俊幸監督(49)が、10日の会見に出席し、チーム結集の箱根路へ意気込みを語った。
前回は復路の混戦の末、総合9位で2006年から続くシード権を死守。「最低限のシード権を獲得できたのはよかったが、大会当日へのピーキングなどは反省しつつ、(今年は)謙虚に実直に臨んでいきたい」と語る。
5月の全日本大学駅伝関東地区選考会では17年続いた本戦出場を逃して厳しいシーズンとなったが、再び鍛錬で立て直してきた。
「チーム内でも自信のある雰囲気が出てきたが、突出したエースは不在のチーム」と指揮官。重苦しいムードを打開するため、「1区間、1区間、1秒を削り出してタスキをつなぎたい」と力を込めた。