東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶり9度目の王座奪還を狙う駒大の藤田敦史監督(49)が10日、会見で意気…

東京箱根間往復大学駅伝(来年1月2、3日)で2年ぶり9度目の王座奪還を狙う駒大の藤田敦史監督(49)が10日、会見で意気込みを語った。

11月の全日本大学駅伝では2年ぶり17度目の優勝。エースとして復活した佐藤圭汰(洛南)ら現4年生は2022年度に3冠(出雲、全日本、箱根の優勝)を達成した最後の世代。「この世代のうちに箱根を勝たせたい。今回も箱根に向けていろいろな準備をしてきた」と振り返る。

夏場には佐藤ら主力選手の故障が相次ぎ、「順調にいかない部分もあった」。それでも主将の山川拓馬(4年=上伊那農)を中心にチームの底上げや勝者のメンタリティーを育み、伊勢路の王座奪還につなげた。「強化が実を結んでいる。箱根駅伝は山川、伊藤(蒼唯)、佐藤、帰山侑大の4本柱を中心に10名を自信もって登録できれば、総合優勝も見えてくる。4年生を中心になんとしても総合優勝を目指したい」。集大成への箱根路にできるか。