第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)の記者発表会見が10日、都内で行われ、出場各校の主務や監督が意気込みを語った。50…
第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)の記者発表会見が10日、都内で行われ、出場各校の主務や監督が意気込みを語った。50年連続95度目の出場となる早稲田大の花田勝彦監督(54)は、就任4年目での自信を示した。
この日のエントリー発表では、山口智規主将(4年)、「山の名探偵」こと工藤慎作(3年)、スーパールーキー鈴木琉胤(1年)、佐々木哲(1年)らが名を連ねた。22年から母校の指揮を執る花田監督にとっては、全メンバーが1年生から指導する初めての代で「1回目のチャンス。今年の箱根が終わった時に、次は優勝を目指すとチームを進めてきた」と改めて15年ぶりの優勝を宣言した。
1万メートル上位10人の平均タイム29分10秒66は20チーム中最下位の数字だが、「全然気にしていない。春は5000メートル、夏はハーフに力を入れてきた」ときっぱり。主将の山口をキーマンに挙げ「1年目から思うように走れなかったが、2年、3年といろんな経験を積んで、私が誇りに思える選手になった。彼を胴上げしたい」と話した。6月の日本インカレで、日本人初の1500メートルと5000メートルの2冠を達成したエースを中心に、箱根路で復権を示す。