第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)の会見が10日、東京・渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで行われ、出場21チームの監…
第102回箱根駅伝(来年1月2、3日)の会見が10日、東京・渋谷区の恵比寿ガーデンプレイスで行われ、出場21チームの監督、主務らが登壇し、意気込みを語った。15年ぶり優勝を狙う早大の花田勝彦監督は「箱根優勝を目指すチームづくりをしてきた」と力強く意気込んだ。
16人の登録選手には、2年連続5区を走った「山の名探偵」の愛称を持つ工藤慎作(3年)、主力の主将・山口智規(4年)らも順当に入り、期待のルーキー、鈴木琉胤(1年)も登録された。指揮官は「私は4年目ということで、初めて4学年全てが指導を受けた世代。(優勝する)1回目のチャンスだと思う」と語った。
出雲駅伝では主将・山口が2区で驚異の9人ごぼう抜きで区間賞を獲得するなど、総合2位と健闘。花田監督は「個の力強さが非常に際立ってきた」とチームの仕上がり具合は上々だ。
また最終学年を迎えた山口を花田監督は「いろいろな経験を積みながら、4年生になって信頼できる、誇りに思うような選手になった」とたたえ、「彼を胴上げしたい」と言葉に力をこめた。
箱根駅伝の選手登録は各チームが例年12月10日に16人を登録。同29日に1~10区と補欠6人の区間登録を行う。往路(1月2日)、復路(同3日)ともにスタート時間(午前8時)の1時間10分前に当日変更が可能。変更は区間登録選手と補欠登録選手の交代だけで、区間登録選手同士の交代はできない。第98回大会から当日変更枠は4人以内から6人以内に拡大。ただ、1日で変更できる選手は4人以内。また、外国人留学生は登録2人以内、出場1人以内。早大の登録選手16人は以下のとおり。〇は主将。
◇早大(前回4位)
伊藤幸太郎(4年)
間瀬田純平(4年)
宮岡 凜太(4年)
山口 智規(4年)〇
工藤 慎作(3年)
小平 敦之(3年)
武田 知典(3年)
宮本 優希(3年)
山﨑 一吹(3年)
瀬間 元輔(2年)
山口 竣平(2年)
吉倉 ナヤブ直希(2年)
佐々木 哲(1年)
鈴木 琉胤(1年)
多田 真(1年)
堀野 正太(1年)