来季のJ2降格が決定している湘南ベルマーレのスポーツ評議会の臨時評議会が10日、平塚市内で開かれ、RIZAPグループの新…
来季のJ2降格が決定している湘南ベルマーレのスポーツ評議会の臨時評議会が10日、平塚市内で開かれ、RIZAPグループの新経営陣が説明を行った。
前日の大多和亮介新社長の就任会見で、クラブから親会社のRIZAPグループに計6億円の貸付が明らかになった。評議会後に取材に応じた、RIZAPグループの専務でクラブの新会長に就任する塩田徹氏は「連結で企業を経営してると、グループの中でお金を回すっていうことは、グループ連結経営上よくあることで、キャッシュマネジメントシステムとかって言ったりするんですけども、その使い方っていうのは、回すっていうことはですね、単に回すだけじゃなくて、ちゃんと金利をつけて回すってこと。ベルマーレからお金を貸して利息をつけて戻すということでいうと、元本に利息が増えるので、ベルマーレにとっては利益が増える」とあくまでベルマーレのためだったと話した。
リーグの規約で3期連続の赤字だとJ1クラブライセンスが剥奪されることからの処置だったという。
その上で「皆さんがいろいろチケットを一生懸命お金ためて買ってくださったとか、一生懸命そのお金をためてスポンサーになってくださったということの集積地と考えると、今回のやり方っていうのは誤解を招いたなという風に深く反省しております」とした。
続けて「もう金輪際、この手法を取って、お金をベルマーレから借りてベルマーレに利益が増えるようにするということをもう2度としないと、メディアの皆さんにもここでお約束させていただきたい」と宣言した。