インターコンチネンタル杯カタール2025の現地組織委員会(LOC)は、ドーハで行われた記者会見において、クラブ対抗戦の…

 インターコンチネンタル杯カタール2025の現地組織委員会(LOC)は、ドーハで行われた記者会見において、クラブ対抗戦の最終3試合開催の準備が整ったことを発表した。12月10日、13日、17日にアフマド・ビン・アリ・スタジアムで開催される。バロンドール受賞のフランス代表FWデンベレや、アフリカ最優秀選手のモロッコ代表DFハキミ、アジア最優秀選手の韓国代表FWイガンインらを擁する欧州CL王者のパリSGなどが参加する。

 LOCのマーケティング・プロモーション・コマーシャル担当エグゼクティブディレクターのハッサン・アル・クワリ氏は「カタールが世界クラスのトーナメント開催に尽力しているのは、あらゆるレベルでサッカーの発展を願うという信念に基づいています。複数のトーナメントを並行して開催することで、我が国のビジョンを体現し、アラブ地域の誇りあるスポーツの伝統を反映する、卓越した運営力を示すことができます」とコメントした。

 またFIFAトーナメントリードのロベルト・グラッシ氏は「これはカタールとの強固なパートナーシップを再確認するものです。カタールは世界最高クラスのインフラを駆使し、世界最高の大会を開催できる能力を持っていると確信しています」などと語り、第2回大会の成功を確信していた。

カタールで開催される試合は以下の通り。

【ダービー・オブ・ジ・アメリカズ】

12月10日

クルス・アスル(メキシコ)対フラメンゴ(ブラジル)

【チャレンジャーカップ】

12月13日

ダービー・オブ・ジ・アメリカズの勝者対ピラミッドFC(エジプト)

【インターコンチネンタル杯決勝】

12月17日

パリSG(フランス)対チャレンジャーカップの勝者

 カタールは24年、インターコンチネンタル杯の新フォーマットによる第1回大会を開催。22年カタールW杯で決勝の会場となった8万人収容のルサイル・スタジアムで、満員の観客の前でRマドリードがクラブ王者に輝いた。