レッドソックスのアレックス・コーラ監督(50)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているフロリダ州オ…

レッドソックスのアレックス・コーラ監督(50)が9日(日本時間10日)、ウインターミーティングが行われているフロリダ州オーランドで地元メディアの取材に応じ、吉田正尚外野手(32)に言及した。

ボストンの地元メディア「MassLive」によると、コーラ監督は吉田について「外野の練習もこなしている。ようやく健康を取り戻した。これは我々にとって非常に大きい。以前から言っているが、彼の1年目のシーズン(23年)を振り返ると、前半はメジャー屈指の打者だった。そして今年の終盤ではチーム最高の打者だった。リハビリなしでオフを丸々過ごし、練習に取り組めることは、我々にとって大きな助けになるだろう」と期待。「彼の打撃力は証明済み。だから(どのようにフィットするか)考えていくが、彼が我々の目標達成に欠かせない存在であることに疑いの余地はない」と話した。

吉田は今季、スプリングトレーニングではDHで打者として出場したが、昨季終了後に受けた右肩手術の影響で思うようにボールを投げることができず、負傷者リストで開幕。その後もリハビリを続け、7月に復帰して55試合で打率2割6分6厘、4本塁打、26打点、OPS.696を記録した。

DHとしては長打力が物足りないが「(本塁打は)きっと出てくる。間違いない。終盤での彼の打撃は、良い兆候だった。今年は苦しみながら、なんとかその中で耐え抜いてきたんだ」と話した。

吉田は22年オフにオリックスからポスティングシステムでレッドソックスに移籍。来季が5年総額9000万ドル(約134億円)契約の4年目となる。