米大リーグ、フィリーズは9日(日本時間10日)、自軍からFAになったカイル・シュワバー外野手と再契約したことを正式発表…
米大リーグ、フィリーズは9日(日本時間10日)、自軍からFAになったカイル・シュワバー外野手と再契約したことを正式発表した。契約期間は5年で米メディアによると、総年俸は1億5000万ドル(約233億円)。
メジャー11年目のシュワバーは今季、自己最多の56本塁打を記録し、ドジャースの大谷翔平投手の3年連続キングを阻止。メジャー全体最多の132打点をたたき出し、二冠に輝いた。スラッガーの指標OPS(出塁率プラス長打率)は大谷に次ぐリーグ2位の・928。MVP投票でも次点だった。
シュワバーは今オフのFA市場でタッカー(カブス)、アロンソ(メッツ)、ブログマン(レッドソックス)、ビシェット(ブルージェイズ)ら並び、目玉の野手だった。米報道ではパイレーツがシュワバーに4年契約と提示する一方で巨人からポスティングシステムを使ってのメジャー移籍を目指す岡本和真内野手の争奪戦に加わっているとも伝えられており、同じくポスティングで交渉中の村上宗隆内野手とともにその交渉にも影響を与えることが予想される。