<米女子ゴルフツアー:最終予選会>◇最終日◇9日◇米アラバマ州マグノリアグローブGC(クロッシングC=6664ヤード、パ…

<米女子ゴルフツアー:最終予選会>◇最終日◇9日◇米アラバマ州マグノリアグローブGC(クロッシングC=6664ヤード、パー72、フォールズC=6643ヤード、パー71)

日本ツアーが主戦場だった桜井心那(ここな、21=ニトリ)が2次予選、最終予選会を突破し、念願の米女子ツアーメンバー入りを果たした。

4人が出場した日本勢の中で、通算8アンダーの最上位10位でフィニッシュ。

ホールアウト後は合格者31人の記念撮影を行われ、「ショットが全体的に良かったので、バーディーチャンスをいっぱい打てた。通れて一安心だし、またモチベーションが上がった。もっと頑張らないと」と、気持ちも新たにした。

竹田麗央ら「ダイヤモンド世代」と呼ばれる03年度、長崎市生まれの21歳。長崎日大高卒。

21年11月のプロテストに合格し、1年目の22年は下部ツアー5勝と華々しデビューを飾り、23年はレギュラーツアー4勝、今季も1勝の通算5勝の実力者。11月30日が最終日だったツアー選手権リコー杯を30位で終え、強行日程の中で切符を獲得した。

西村優菜、渋野日向子も最終予選会を突破し、今季は過去最多13人だった米女子ツアーの日本勢が、来季は15人に更新。今季日本勢による優勝も過去最多7勝を数えたが、さらに量産が期待される。

下部ツアーから昇格する原英莉花が14人目、そして、来年2月に22歳になる桜井が15人目のツアーメンバーとなる。