<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):バルセロナ2-1Eフランクフルト>◇9日(日本時間10日)◇1次リーグ第6節…
<UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL):バルセロナ2-1Eフランクフルト>◇9日(日本時間10日)◇1次リーグ第6節◇バルセロナ
バルセロナのフリック監督(60)がヤマルの交代理由にについて、「少しがっかりしていたが、イエローカードをもらっていたし、フレッシュな選手が必要だった」と説明した。
バルセロナは9日にホームで行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)・1次リーグ第6節で、日本代表MF堂安律を擁すフランクフルトと対戦した。前半はパフォーマンスが悪く、ハイラインの裏を突かれて先制点を許す苦しい展開になるも、後半開始後にクンデがヘディングシュートを立て続けに決め、2-1の逆転勝利を収めた。これで1次リーグ成績が6試合3勝1分け2敗の勝ち点10となり、暫定ながら14位に浮上した。試合後、フリック監督が話したもようをスペイン紙マルカが伝えている。
フリック監督はまず、交代に不快感を示したヤマル(※今大会3枚目のイエローカードをもらい、次節出場停止)について、「彼は少しがっかりしていたが、イエローカードをもらっていたし、フレッシュな選手が必要だった。問題はない。彼のことを理解している。誰もが試合に出たがっているし、彼は100分間プレーできると思っている。彼はまだ若い。それは良い姿勢だ。何の問題もない。私もかつて選手だった。それを受け入れる」とまったく気にしていないことを強調した。
フランクフルト戦については、「彼らの戦い方には驚かなかった。欧州CLは他とは違う大会で、フランクフルトはダイナミックでスピードのあるチームだ。彼らのゴールを見ればそれが分かるだろう。私はチームに誇りを感じている。マーカス(ラッシュフォード)が後半いたことは重要だった。彼は幅を広げ、ラインを引き伸ばしてくれたし、我々はセットプレーから2ゴールを決めることができた。それもサッカーの一部だ」と分析した。
フリック監督はまた、残り2試合で1次リーグ・トップ8のチームとの勝ち点差が2に迫っていることに関して、「順位表は見ていないし、今は興味ない。我々は自分たちのことや今より勝ち点6多く獲得することに集中する必要がある。もちろん得失点差も重要だ」と冷静に語っていた。
バルセロナは次節、決勝トーナメント1回戦ストレートインを目指して、来年1月21日にアウェーでスラビア・プラハと対戦する。(高橋智行通信員)