阪神佐野大陽内野手(23)が、守備力向上のため同郷の先輩に弟子入りする。9日、兵庫・西宮市内で契約交渉に臨み、30万円増…
阪神佐野大陽内野手(23)が、守備力向上のため同郷の先輩に弟子入りする。9日、兵庫・西宮市内で契約交渉に臨み、30万円増の年俸730万円でサインした。
新人年の今季は2軍91試合で打率2割6分6厘23打点5盗塁。6月20日に1軍初昇格も出場できなかった。「悔しいシーズン。課題が明確になった。ずっと1軍で出られる選手になりたい。目の色を変えて、意識を変えて頑張りたい」と燃えた。
課題は「一番は守備」と断言。来年1月は同じ静岡出身で、守備に定評がある1学年上の中日村松と自主トレを行う。昨年末の静岡県人会で仲良くなり志願。「スピードとかキレが全然ないのでフットワークを主に、いろんな部分を聞いてみたい」という。「強みはどこでも守れることだと思っている」。持ち前の打撃力と内野ならどこでも守れるユーティリティー性を生かすために、守りを鍛え、1軍レギュラーの座を虎視眈々(たんたん)と狙う。(金額は推定)